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東京大学の祝辞に思う①


東京大学の祝辞に思う①
先週かけて、ほとんどの学校の入学式が執り行われました。
改めて、入学おめでとうございます。
入学式を終えて、これからの学校生活、期待に胸ふくらませていることでしょう。
・・・という祝辞や歓迎の言葉を耳にしたことでしょう。

さてそんな中、東京大学の祝辞が話題をよんでいます。
それは、上野千鶴子さんが東京大学の入学式で述べた祝辞です。
詳細については各自で調べてもらえるとよいかと思います。
東京大学のHPにも掲載されていますし、なぜこれが取り上げられたのかもそちらを見たほうが早いと思うので。

自分が考えされられたのは、全体的な部分ではなく、その中の一部です。
(中略)
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。
ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。
そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。
あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。
世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。
がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。
そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。

引用元 東京大学入学式祝辞
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html


頑張ったら報われる、それは個々の努力だけで乗り切れる、または乗り切れたこともあるでしょう。
ただ、その乗り切れたのは自分自身だけのものと勘違いしないように。
その頑張りは、その環境を整えてくれたり支えてくれたり、誰かや何かに支えられているものです。
そういった感謝の気持ちを忘れずに、自分自身も今の立場にいるのだと考えさせられました。

新学期が始まって早1週間、そろそろ学校生活にも少しずつ慣れ始めてきたことでしょう。
みなさんの学校生活が充実したものであること、そしてその環境に感謝して前向きに学業に取り組むことを期待しています。




東京大学の祝辞に思う①
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術


好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン


趣味:愛犬と遊ぶこと


好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2019.04.15

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