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中高一貫校対策コース


中高一貫校対策コース

中高一貫校対策コース

中高一貫校の適性検査では、理科や社会については、教科書で学習した知識をベースとして自然現象や実験結果について考察する力、様々な社会的な資料から変化を捉えて原因などを考察し表現する力などが要求されます。
また算数については、教科書で学習した計算方法や考え方を応用し、問題の解法を考える力や、解法・考え方について表現する力が要求されます。
アスナビの中高一貫校対策では、「論理的な思考」や「表現力」を養成することに主眼を置き、「厳選53テーマ」を扱うオリジナルカリキュラムに基づき、一貫校対策専門教材で指導します。

学年 科目 時間 料金
小5基礎力養成コース 文系・理系セット 各60分/週2回 14,520円
小6受験対策コース 文系・理系セット 各90分/週2回 19,600円


公立中高一貫校への道

公立中高一貫校に、合格するには十分な準備が必要不可欠です。
まずは、「本当に公立中高一貫校に通わせたいのか」、進学方針を親子でしっかりと確認しましょう。
それでは、どんな事からスタートすればよいのか、具体的に確認していきましょう。

< 入学後に問われる「やる気」と「覚悟」 >
多忙な中学校生活の中でお子さんがついて行くためには、お子さんの「やってみたい」という強い気持ちが大切になってきます。
まず、長期間の受検の準備を頑張れるか?
スイミング、ピアノその他の習いごととと両立できるのか?
ご両親がその点を見極めることが大切です。
ご両親が「試しに受けてみようか…?」という曖昧な態度だと、子どもたちの勉強に向かう姿勢も中途半端なものになってしまいます。
「私は古川黎明中に入って〇〇をしたい!!」という強い意思とやる気を持って挑戦してほしいと思います。

< 受検は決して甘くない >
公立中高一貫校の人気は非常に高く、受検生はそれなりの準備をして選抜に臨むようになっています。
準備としては、対策学習を一定期間行うことが、合格の必須条件と言えます。

< 合否両方の可能性を考える >
公立中高一貫校の場合、私立中学とは入試準備の内容が違うこともあり、 1 校だけを受ける受検生が多くを占めます。
しかも高倍率の厳しい受検となるため、真剣に挑戦しても運悪く実らないこともあります。
仮に、地元の公立中学校に進学することになったとしても、入試のために努力したことが必ず将来に生きると考えるのなら、挑戦する価値は大きいと思います。

< 小学校以外の勉強が必要 >
公立中高一貫校の適性検査は、「思考力・解決力・表現力」が求められる問題になっています。
それに問題文が全体的に長めで、文章を正確に理解する読解力も要求されます。
また、多くの学校で 400 ~ 800 字程度の作文(適性試験も一部として出題する学校も)を課しており、その対策も不可欠です。

★適性検査(作文)の出題例(平成27年度入試~令和5年度)
仙台二華中…400字以上500字以内 【テーマ:これまでの生活の中で、印象に残っている体験】
古川黎明中…400字以上500字以内(平成27~令和2年度入試)  
●たくさんの人と協力してひとつのことをするときに心がけたいこと  
●あなたが世の中や日常の出来事の中でよりよくしたいこと  
●「得意なことを伸ばす」と「苦手なことを克服する」の大切さについて(一方を選択)  
●知らないことや分からないことがあったとき、どのように解決するか  
●自分とは異なるものの見方や考え方をする人と活動するときに、大切にしたいこと
●小学校生活で、判断に迷う場面や状況にあったときに、どのように考え、どう行動したか。体験からひとつあげ、学んだことを含めて書く
●ここ一・二年の中で、あなた自身の生活において大変だっことを一つ挙げながら、そうした生活の中でも「温かい気持ちになったできごと」について
日本に初めて来た外国人に対して、あなたが良いと思う日本の文化または習慣を紹介するとしたら、どのようなことを紹介するか

受検までに、何をする?

受検対策はもちろんのこと、その他の準備も大変重要です。
受検する学校の情報はしっかりと把握し、スケジュール管理にも注意が必要です。

●受検候補校の情報収集
公立中間一貫校の受検を思い立ったら、早めに出版物やインターネットなどで、受検候補校の情報を集め、学校の概要を知りましょう。

●学校説明会・オープンキャンパス
1学期や夏休みのうちに、学校説明会やオープンキャンパス、体験入学などが実施される学校もあります。
学校を自分の目で確かめるチャンスなので、積極的に出かけるようにしましょう。

●学校説明会・文化祭・体育祭
10 月ごろには各学校とも学校説明会を実施します。
この時期には入学者選抜要項も決まり、選抜についての説明もあるので必ず参加しましょう。
また、秋には多くの学校で、文化祭や体育祭などの行事も行われるので、お子さんと一緒に見学してみましょう。

●出願準備
12~1月には出願期間が始まります。
受検校が決まったら、出願に必要な書類を早めにそろえるようにしましょう。
書き損じなどに備え、入学願書は2部入手し、願書に貼る写真はサイズを確認して、必要枚数より多めに準備しておくと安心です。
また、調査書も余裕を持って記入できるように担任の先生に早めにお願いしておきましょう。

●出願
出願期間は要項でしっかりと確認し、遅れることのないように注意しましょう。


受検に対応できる力とは?その力を育てるには?

公立中高一貫校の適性検査や作文で求められる力は、「教科基礎力」「情報整理・運用力」「思考力」「課題解決力」「表現力」この5つです。
そうした力は、普段の生活の中から育んでいく部分も大いにあるため、塾での学習、トレーニングだけでは十分とはいえません。
ご家庭でも、そうした力が育っていく環境づくりをしていくことが重要になってきます。

●読書の習慣をつくる
思考力や表現力のもとになるのは、「読む力」をつけることが第一です。
読書の習慣をつけるには、お子さんが本を読みたくなる雰囲気をつくることが大切です。
まずは、おうちの方が読書を楽しむ姿を子どもにみせることが、読書習慣への第一歩になるかもしれません。
アスナビの塾生の中には、10分の休憩時間の間に文庫本を取り出して読みふけっている子もいます。
やはり、語彙が豊かで、非常に個性的で豊かな表現の作文を書く子です。
読書の習慣は集中力を身につけ、国語以外でも問題文の意図をしっかり読み取るのに役に立つと思います。

●文章を書くことに慣れる
受検対策として、作文の練習は当然必要ですが、普段から「書く」ことに慣れておくことは、作文上達への近道です。
毎日、作文を書くのはなかなか難しいので、その日の出来事や身近なことをテーマにした日記を書くことを、習慣にしてみましょう。
アスナビでは、「スピーチタイム」に子どもたちが、テレビのニュースや身の回りで起きたことについて調べ、疑問点や興味を持ったこと、考えたことなどを1分間で話してもらいます。
これは、人前で話すというトレーニングだけでなく、言いたいことを簡潔に、人に気持ちが伝わるような文章を書く力をつけるのに役立っています。
さらに、友達の意見を聞くことで、興味の範囲を広げることもできます。
子どもたちの準備してきた原稿用紙は、何度も書き直してあったり、読み間違えないように赤ペンで線を引いて工夫されていたりします。
こうした経験を重ねて、自分の作文を校正する力も培われるのだと思います。

●調べることを日常化する
「分からない言葉があったらすぐに調べる」「ニュースや新聞で気になる話題や疑問があったら調べる」といったことが自らできるようになると、思考力がどんどん伸びていきます。
そのために、辞書や地図、図鑑、インターネットなどをすぐ使えるようにしておくことや、おうちの方からお子さんに「この言葉の意味、わかる?」や、「このニュースは、どこの国で起こったことなんだろうね?」など、問いかけて調べるきっかけをつくってあげることも大切です。

●いろいろな体験をさせる
思考力や判断力は、様々な体験を通して伸びていきます。休日に家族でキャンプや博物館に出かけたり、普段の生活ではなかなかできないことを体験することも、思考力や判断力を伸ばすのに効果的です。
戦国時代から江戸時代の授業の翌週、「関ヶ原に行ってみたくなった!!」と一泊二日の鉄道の旅の計画を立ててきた子がいました。
電車の時刻や乗り継ぎ、観光地をいかに効率的にまわれるかなど、子どもながらによく考えられていました。
彼女は古川黎明中の面接で、その旅の体験談を堂々と話すことができたそうです。
旅をするだけでなく、普段の生活の中で家事を任せたり、子どもに責任感を持たせることも、そういった力の育成に繋がると思います。

●出願
出願期間は要項でしっかりと確認し、遅れることのないように注意しましょう。


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