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宿題が多い理由


宿題が多い理由
通塾している生徒はご存知の通り、塾からの宿題は毎回授業後に指示されます。

その量は…確かに多いかもしれません。

多いにはそれなりの理由があります。
1つ目は、次回の授業までの期間が長いから、です。
学校では、今日数学をやったら明日か明後日には次があります。
そうなると宿題の期間は1日または2日です。

塾の場合は、週1回の授業なので、次に会うのは1週間後。
学校とは違って、塾のほうが次回までの期間が長いのです。

そして、期間が長いということは、復習しないと忘れることも多いということ。
特に、予習を中心に進めていることが多いため、宿題をしなかったら1週間前の記憶になります。

人間、時間が経てば忘れてしまうことは避けられません。
そのために、量でカバーする必要があるのです。


2つ目は、一定の勉強時間での習慣化を図るから、です。
中学生の学習時間が1時間未満であることは、事実としてあります。
が、それで十分であるとは到底言えません。
せめて1時間、普通に考えて2時間、受験生であれば3時間。
それぞれの都合もあるとは思いますが、それくらいは必要と考えます。

塾の宿題ですが、何も一気にやらなくてはならないというルールは設けていません。
1日で終わらなければ2日に、2日で終わらなければ3日で終わるよう、計画する必要があります。

その計画の立て方と、実行する力を養うことが今後の学習においてとても大切になります。
「勉強といっても何をしたらいいかわからない」というのは、まずは学習習慣が身についていないことも要因の1つです。
広い意味での時間の使い方を覚えていれば、おのずとテスト勉強、受験勉強へのつながりがスムーズになります。


その他にも理由はあるのですが、最後に1つ。
宿題=すべて正解する必要はない、ということ。
×なら×と、しっかり書くこともまたできるようになる必要な要素です。

間違いを認め、どこを間違ったのか、をしっかり考える習慣のほうが、
正解した問題よりもはるかに価値があります。

定期テストもあることで、塾の宿題はこれからも多くなってしまいます。
負担かもしれませんが、決して無理な量を出しているわけではありません…

そして、宿題をしっかりやろうと頑張っていることは非常に素晴らしいことです。
自分の時間の使い方、取り組み方を改善しながら、今後も継続して下さい。






宿題が多い理由
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2021.11.01

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