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質問の仕方


質問の仕方
こんにちは。最近イタリアンプリンがお気に入りの伊藤です。
あの密度が高いみっちりした感じがたまらないです。


さて、学習内容が難しくなってきて
「テスト前にこの問題聞いておきたい…」等の質問もよく出るようになってきました。

授業中の質問はもちろん、自習時や授業前後の質問も大歓迎なので
声をかけていただければと思います。

質問の仕方も生徒の個性が出ます。
「これ、できないです」と問題だけを指さす子。
「この後からどうしていいのか分からなくて…」と解いている途中のノートを持ってくる子。
「この例題の類題だとは思うんですが、分数になったら混乱しちゃって…」と自分なりに聞きたい部分を説明できる子。

生徒によっては責められているように感じるかもしれませんが
私は基本的に「どうしてこの問題が解けないのか」を逆質問します。
自力で解ける問題と、解けない問題の違いは何なのかを認識してもらうのが目的です。
「小数・分数がでてきたから?」
「公式を覚えていないから?」
「どの公式を使うのか判断ができないから?」

「なんで分からないかもわからないので最初から説明してください」
と返される場合も多いのですが、
それで初めから説明すると「あ、そこまではわかってます」と言われることもしばしば…。

きちんと質問したい内容を整理して説明できるようにするメリットは大きく二つあると思います。
①説明が短時間で済む
 わかっている部分の説明は先生が省略するので
 聞きたい部分がピンポイントで聞けますね。
 一問にかける時間が短くなれば、限られた時間でたくさんの問題を解決することが出来ます。
②自分の中で問題のチャート化ができるようになる
 「この問題が分からない」でなく「分数が出てくると分からない」と言い換えることによって
 問題が一般化できるようになります。
 その一題だけでなく、「これも、分数で困っていたからさっきのが使えるかも」と
 応用がきくようになるはずです。


どんなに基礎的な質問だったとしても、この質問ができている生徒は確実に伸びていきます。
とは言え、最初から自分で質問内容を説明するのは難しいもの。
物おじせずにどんどん聞いてください!
質問だって何回も繰り返すと、聞き方が上手くなります。
質問上手を目指して頑張っていきましょう!




質問の仕方
伊藤 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学】
得意技:「分からないところが分からない」脱却!苦手問題徹底分析
好きな食べ物:いちご大福
趣味:動物を見ることと写真をとること
好きな言葉:Hope for the best and prepare for the worst.<リトルミイ(ムーミン)> (最高を期待して、最悪のための準備をしておきなよ)

2020.09.03

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