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公立高校前期入試の所感(数学)


公立高校前期入試の所感(数学)
先日、宮城県公立高校前期入試が行われました。
さて、うちの子たちは実力を発揮できたのか…
感想を聞く限り、数学はやはり難しかったようです。
出題傾向も若干変わってました。
(第1~4問が、第1~5問までに増えてました)
(第3問が図形、第4問が関数、第5問が規則性という順序も新しかったですね)

さきほど生徒に解説し、その所感を簡単に。
①第4問
関数だけの知識で行くのかと思いきや、連立方程式を使って解く考えが真新しかったですね。
「毎分500L、毎分100L」と聞いて、そのことを思いつく中3はいたのかどうか…
答えも複雑な数なので、そのへんの計算力が必要なのはいつも通りですが。
そのへんを理解していれば全問正解も可能ではあったのでは。

②第5問
規則性の問題ですが、これも一筋縄ではいかぬ良問。
ただ、この規則性の求め方を教科書では学習していないはず…
2については、
1番目のタイルの枚数→6枚(6×1)
2番目のタイルの枚数→24枚(6×4)
3番目のタイルの枚数→54枚(6×9)
この、「1、4、9、…」が、番目の数の2乗である
と気づけば少しは解答に近づけるのでは?
また、3についても
1番目の色を塗ったタイルの枚数→5枚
2番目の色を塗ったタイルの枚数→12枚
3番目の色を塗ったタイルの枚数→19枚
規則性は、7枚ずつ増えているから…というのがポイントですかね。

個人的には、第3問は最後の問題をパスして、第4問と第5問に時間を割いたほうが効率よかったのではないかと思います。


最後に、前期は終わりました。
復習や解き直すのはほどほどにして、すでに気持ちは後期へと切り替えましょう。
悔しかった、失敗した部分を後期入試で繰り返さないこと。
それが今できる最善策でもあります。
あと1ヶ月、ここで気持ちを切らさずに最後まで頑張ろう!!!!




公立高校前期入試の所感(数学)
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2019.02.02

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