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2023共通テスト英語の感想【リーディング偏】


2023共通テスト英語の感想【リーディング偏】
こんにちは、佐々木です。

先日の1/14,1/15と大学入試の共通テストが行われました。

2021年にセンター試験から共通テストにかわって3年目、英語は出題形式に大きな変更がなかったものの、リーディングは80分という時間内で余裕をもって解くには難しい問題だったと感じてます。各予備校の分析では

・河合塾⇒昨年並み

・データネット(駿台・ベネッセ)⇒やや易化

・代々木ゼミナール⇒やや難化

・東進ハイスクール⇒難化

としています。
また、平均点予想は1/17現在、

・河合塾⇒54点

・データネット(駿台・ベネッセ)⇒54点

・東進ハイスクール⇒55点

となっています。

2022年の61.8点、2021年の58.8点よりだいぶ下がりそうですね。


2023共通テスト英語問題(朝日新聞様へリンク)


2023共通テスト英語解答(朝日新聞様へリンク)


また、大問ごとの分析は各予備校からも出ていますので、個人的に難しかったと感じた設問をまとめてみました↓↓
※( )内は問題の通し番号

・第2問 A問4(9)
⇒3Route Memoryと4Route Option で迷う問題、本文にRoute Memory functionとあるが、設問はcostomer's commentとなっているところに注意

・第2問 B問4(14)
⇒主語+助動詞+have+過去分詞の意味を正しく覚えていることが必要

・第4問 問3(27)
⇒設問のOxford discussedよりcontextualと間違いやすい

・第6問 A問4(43)
⇒本文の最終パラグラフより④を選択したくなるがbecasuse of…以下が誤り

■第6問 B
⇒今回は特に全体的に難しい大問、クマムシの英単語を知っている受験生はそうそういない…ネットでも話題になっていましたが、共通テスト英語においてもクマムシは最強のようですね(-_-;)

・第6問 B問2(45)(46)
⇒less than...の意味をふまえて考える問題、またshark-like mouthはeat vegetationの関係にあることを間違えず読み取ることが必要

・第6問 B問5(49)
⇒時間がギリギリの難易度設定で最後にこの問題は受験生泣かせと感じます(いやマジでひどい)。inferの語いを知らない人は慌てる設問、消去法でなんとか正解にたどり着く感じでしょうか(それでも納得できるか微妙な選択肢でしたね…)


以上、試験は終わりましたが復習の参考になれば幸いです。

設問の難易度を考えると、長文優先で第5・6問から始めて時間を削られた人ほど、後半で時間との闘いに苦戦する内容だったと思います。また、英単語の言い換え・内容の言い換え(パラフレーズ)が多く、1・2年生は改めてこれらの表現に早い段階から慣れる必要があると感じました。


そして受験生は国公立前期試験、私立受験と進んでいきます。

共通テストの復習ができたら、気持ちをきりかえてこれからの試験準備に専念して下さい。

もちろんアスナビも個別対応のスポット授業にて受験生を最後まで応援してまいります!



2023共通テスト英語の感想【リーディング偏】
佐々木(寿) 担当【小中学生:文系・受験 / 高校生:英語】
得意技:小・中学生の苦手科目こそふんばって取り組める自習指導
好きな食べ物:牛乳の甘酒割り(1:1の割合で味わう)
趣味:ジョギング・ハイキング・音楽鑑賞
好きな言葉:継続は力なり 時間は限りあり

2023.01.17

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