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夏休み前にやっておくべき3つの“仕込み” ――受験の勝敗、実はここで決まる?


夏休み前にやっておくべき3つの“仕込み” ――受験の勝敗、実はここで決まる?

夏休み前にやっておくべき3つの“仕込み”

――受験の勝敗、実はここで決まる?

7月になりました。あと3週間もすれば夏休みです!受験生にとっては「黄金の42日間」とも言われますが、実はその前段階の“仕込み”こそが、本番の出来を左右します。準備ゼロで夏に突入するのは、レシピなしで料理を始めるようなもの。とりあえず冷蔵庫の中身を炒めても、それはただの“味薄めの炒め物”です。志望校というごちそうを仕上げるには、まずは下ごしらえから。


①「今の自分の学力」を見える化する

まずは、やみくもに勉強する前に“棚卸し”を。模試の結果や学校のワーク、塾の解き直しノートなどを広げて、自分の“強みと弱み”を冷静に分析しましょう。
たとえば、「英語の長文、時間足りない」「数学の関数、頭が停止する」といった“つまずきの傾向”は、この段階であぶり出しておくと、夏の対策がピンポイントになります。


②「作戦なき根性論」はNG。学習計画は“実行可能性”重視で

理想だけ高く、実行されないスケジュールほど虚しいものはありません。学習計画は、“自分の生活リズムに乗ること”が最優先です。
朝型か夜型か、部活の有無、家庭の環境…現実に合わせて「1日3時間は無理。でも90分×2回ならいけるかも」と、自分をうまく“だませる”工夫がコツです。
計画はアプリでも紙でもOK。ただし“見える化”は必須。ご家庭で壁に貼るのも効果的です。家族の応援モードも高まります。


③“やる気”に頼らない。「自走型」学習環境を整える

夏休みの最大の敵は“自分の中のダラけモード”。やる気だけに頼ると、寝る・食べる・スマホで日が暮れます。
だからこそ、勉強を“やる気がなくてもできる状態”にしておくのがカギです。

たとえば:

  • 朝起きたらまず机に向かう“朝イチ10分ルール”

  • タイマーで学習・休憩を区切る“ポモドーロ式”

  • スマホはリビングで“預かり保管”制度

こうした仕組みを夏前に試して、ベストな環境を整えておきましょう。


最後に:夏は「勝負の場」ではなく「積み上げの場」

夏を特別な時期ととらえすぎて、張り切りすぎたり焦ったりする子も少なくありません。でも実は、**夏は奇跡の逆転劇が起きるステージではなく、「地道な努力を積み重ねる時間」です。
そのためには、始まる前にペースを整えること、そして「自分を動かす方法」を知っておくこと。この2つがある子は、夏の後半で伸び方がまったく違います。


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夏休み前にやっておくべき3つの“仕込み” ――受験の勝敗、実はここで決まる?
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2025.07.01

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