初心わすれるべからず

本日2月7日、立春を迎えました。

暦を七十二候でみると東風解凍「はるかぜこおりをとく」一年で最も寒さの厳しい時期を越え、これから暖かくなっていくことがわかります。

一方で教室では高校入試の後期選抜を受験する生徒に、これまでの取り組みや成績分析をふまえ志望校出願の確認をする時期です。

時に現実的でない志望校に関しては、率直に現実的なアドバイスをする場面があります。

しかし学校の定期テストや実力テスト、模試の結果をふまえて成績分析を行っても、正直判断がつかない場合もあります。

あともう少し、入塾してからずっと努力しているし大丈夫だとは思うのだけど、、、その志望校でよいか、いや公立高校一本なら別の選択肢の方が生徒にとってよいのでは・・・

と、とある生徒のことを考えていました。

夕方授業の後に現状の話をすると、普段は物腰がやわらかくひかえめなその子が

「ここにします。」

と、いつにない落ち着いた声と真っ直ぐな瞳で本人の意志を伝えてくれました。

覚悟が感じられる一言です。

自分の迷いがどこからきたのか気づき反省しました。

ここまで努力してきた生徒をなんとかするのが仕事だろ

初心わすれるべからず。

すれるべからず

佐々木（寿）担当【小中学生：文系・受験／高校生：英語】
得意技：小・中学生の苦手科目こそふんばって取り組める自習指導
好きな食べ物：牛乳の甘酒割り（1：1の割合で味わう）
趣味：ジョギング・ハイキング・音楽鑑賞
好きな言葉：継続は力なり　時間は限りあり

2017.02.07