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入試に思うこと


入試に思うこと
今週で、中3コースの授業の一切が終了しました。
生徒の表情は様々で、自信をもってやりきったという顔、やりきったけど不安な顔、すでに緊張している顔…
1週間後には、みな笑顔で会えるのを本当に心待ちにしています。

さて、最後の授業ということでいろいろ生徒に伝えるのですが。
その中で自分が良く言う話題をご紹介します。

高校合格は、決してゴールではない!ということです。
今まで何人もの合格者を見てきましたが、その後の活躍はどうかと言われれば…
本当に様々でした。
高校に合格したことは、人生の中での岐路であるのは間違いないと思います。
ただ、そこを乗り切ったことで今後の成功が約束されることでは決してありません。
どの高校に進学したかが大事なのではなく、その高校で何を頑張ったかが最も重要なのです。

数年前、こんな生徒に出会いました。
中学校のときの成績は中の上、学習状況も正直言ってそこそこ。
そんな生徒がとある高校に進学した直後に、こう宣言しました。
「自分は公務員に現役で合格する!」と。
何がきっかけかはわかりませんが、その宣言直後、その生徒は本当に頑張りました。
学校の成績は中学校のときより大きく向上し、学年トップをキープ。
1年秋に部活をやめて、公務員試験の勉強を独学で勉強。
その結果、見事現役で合格し今現在は近隣の市で働いています。

その生徒は特別な例かもしれません。
が、誰にでもこういうふうになれるきっかけがあるのだと自分自身が教わった生徒でもあります。

まずは入試を乗り切ってから!ではありますが、その先のことも少し見据えてみませんか?
それは受験生に限った話ではなく、子どもたちみんなにも言えることです。
将来を決めるのは自分自身の頑張り次第、春だからこそ改めて考えてみませんか?




入試に思うこと
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2018.03.03

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