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Giovanni Sidotti


Giovanni Sidotti
ジョバンニ・シドッティ。この方をご存知の方はいらっしゃるでしょうか・・?
2014年に東京都文京区の建設現場でこの方の骨が出てきたんだそうです。
その後の調べでこの方は、1708年にイタリアから屋久島にキリスト教を広めようとやってきた人だということがわかりました。
イタリアの司祭だったジョバンニは母国で東方にある日本という国がキリスト教を締め出していると聞いて、キリスト教を理解してもらおうと
何年もかけて、まずはフィリピンのマニラにやってきました。そこで日本に行く準備を重ね、屋久島にやってきた時は、頭にマゲを結い、腰に刀を差して、武士の服装をしていたと言います。すぐに彼は江戸に送られ、投獄されてしまいます。しかし、かの新井白石に西洋の歴史や政治、風俗やキリスト教などを伝えて、のちに白石は「西洋記聞」や「采覧異言」を著します。でも日本は鎖国の真っただ中 ジョバンニは46歳という若さで獄中で亡くなったそうです。
 
以上は、本日の「茅ヶ崎方式英語会」の授業のテキストの内容です。
 
テキストの英文の第一段落と第二段落を紹介します。
 
Japanese reserchers say human bones found in central Tokyo almost certainly belong to an Italian priest who came to Japan in the 18th century.
 
The reserchers announced earlier this year that a DNA test and other records suggest that the bones are those of Giovanni Sidotti.
 
英語の表現も勉強になるけど、このジョバンニさん、どんなにキリスト様と日本への愛に満ちていたんだろうか・・と、今夜は彼の人生に思いをはせる夜です。


みなさんも一緒に茅ヶ崎英語を聞いて楽しみませんか?
 


Giovanni Sidotti


2016.08.31

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