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生きる力 学びの、その先へ
生きる力 学びの、その先へ
ゴールデンウィーク明け1週目、部活がほぼ毎日、疲れた様子で来る生徒もいれば、
リフレッシュし元気な顔で来た生徒もおり、各々充実した連休になったようです。
ゴールデンウイーク直前に、中学生・高校生にはあと一か月強で迎える
第1回定期テストに向けて、この1か月を大まかに復習できるように課題を出しましたが、
中学受験組には「ゴールデンウイークで学んだことプレゼン」を課題にしました。
なぜか。
今回タイトルにした「生きる力 学びの、その先へ」。
次の学習指導要領(学校で何をどうやって教えるかを指示する文部科学省の文書)で掲げられている大目標です。
そこで特にとりあげられているのが、「学びに向かう力、人間性」の育成です。
学校の机、教科書で知識をつけるだけではなく、
休日を利用して自分が興味あるものを見聞き、体験したり、
校外活動の中で、学校で学習した内容を深めたり、
「自ら学びに向かっていく態度」が中学入試、高校入試で問われるようになります。
大学入試もセンター試験を廃止し、総合入試が増えていくと予想されています。
社会の教科書で見た古墳に実際に訪れてみる、
理科で習った魚の生態を水族館で見てみる、
英語合宿に参加していろんな人と英語でコミュニケーションをとる、などなど
ぜひ夏休みはこんな過ごし方をしてほしいなというものがたくさんあります。
インターネットが発達し様々な情報に容易に触れられるご時世だからこそ、
「生の体験」の重要性が増してきているのかなと感じる今日この頃です。

2019.05.07